小学校プール指導の民間委託 バスで市外に移動
11月24日には第一小学校の5・6年生と和泉小学校の全学年のプール指導を、市外の民間屋内施設で来年度から試行実施する補正予算が計上されました。
西村あつ子議員の質問に教育部長は「専門のインストラクターによる水泳指導の充実、水道代や施設修繕など維持管理費の問題、熱中症等の健康リスクの懸念が解消される」「バスによる送迎を委託内容に加える。幅員の広い道路のある第一小学校と和泉小学校を選定した」、また11月10日の教育委員会では移動時間を含めると1時間の水泳指導に3時限分を使うことに対し「5年生と6年生は学習内容が難しくなり学習時間と学習効果が適切に確保できるのかが気になる」との意見があったと答えました。
西村議員は反対討論で「教育委員会での心配の声が紹介された。専門家に学校にきてもらうことは考えられなかったのか。試行は生徒への負担が大きくなり学校間で格差が生じるなど課題が多い。現時点では賛同できない」と述べました。
公民館の利用区分変更 説明会での市の問答無用の態度に利用者から厳しい批判の声
補正予算では中央公民館の利用区分を3区分から4区分(午前9時~正午、正午~午後4時、午後4時~7時、午後7時~10時)に増やす予算が計上されました。
市側は「使用者の活動機会を増やし効率的な運営を推進するため」としていますが、昨年9月の市民説明会では市側が「決定したもの」として説明し問答無用の態度をとったため、参加者から厳しい批判の声があがりました。宮坂良子議員の質疑で利用団体向けのアンケート結果と違う案が採用されたことも明らかとなりました。
日本共産党は西村あつ子議員が「アンケートで賛成が一番多く寄せられた案でなく3番目の案が採用され、それを市が決定したものとして説明会を開催し批判が出された。民主的な十分な議論が尽くされたとはいえない。常任委委員会の議論も行なわれなかった」と反対討論を行ないました。