5月7日、子育て・教育支援施設「ひだまりセンター」(元和泉)で、調布第一小学校の難聴学級に通っている市内の難聴児の保護者が、市の教育支援課長に、市内への難聴学級の開設と難聴児への教育支援について申し入れを行ない私も同席しました。
私は12月議会で難聴児の保護者の生の声を聞いて欲しいと要望しましたがこれが実現したものです。
保護者の方は、「現在は、調布第一小学校の難聴学級に通い、難聴児に対する配慮について難聴学級の担当者の先生が在籍学級の担任の先生にアドバイスしてくれたり、様々な支援を受けて大変助かり有難いと思っている。しかし、中学校生活が始まり、(調布市には中学生の難聴学級がないので)そのような支援が受けられなくなると、教科ごとに担当者が違うので、難聴のことについて教員間で情報が確実に共有されるのか、合理的配慮や情報保障がしっかりされるのか、大変心配している」と訴え、中学校での難聴学級の開設等、難聴児童への支援の充実を求めました。
また、これまで調布第一小学校の難聴学級では、市内か市外かを問わず難聴児の在籍校への担当の先生の巡回指導を行い、狛江市内の学校にも巡回指導が行なわれてきましたが、これが都教育委員会の方針で来年度以降行われないことになったことについて保護者からは「巡回指導には大変助けられている。ぜひ巡回指導を継続して欲しい」「この希望を調布市に伝えて欲しい」という声が上がりました。
これに対し、中村貞夫・教育支援課長は、「保護者の希望は調布市に伝える」と答えました。
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